Q
大阪でガラス作品を制作する高部雄策さん。
「工房からの風」にはどのような作品を出品くださいますか?
A
透明なガラスを中心に、うつわ・花器などを展示します。
吹きガラスの技法をつかって、
素材のもつ透きとおったところと、
熱が加わり溶けている瞬間に出る
やわらかさや艶やかな肌感を大切にしています。
Q
高部さんとって「工房からの風」はどんな風でしょうか?
A
まだ動き始めた小さな空気の流れですが
色々な思いを乗せた風にあたり
やむことのない流れにしたいです。
Q
高部さんの初めての「ものづくり」は、なんでしょう?
印象的なもの教えてくださいますか?
A
泥だんご。
「ものづくり」と言うかは
わかりませんが。
荒い砂を水でこね丸め、
その表面に水を含ませた細かい砂をつけてゆき滑らかな玉にします。
最後にすごく細かい砂を全体に付け、
手の平や指でツヤツヤに仕上げていきます。
時間をかけて磨いた泥だんごでしたが、
自分と友達のだんごをぶつけて強度を競うあそびをしていました。
泥団子、人気ですね。
高部さんも、ガラスの世界でのキャリアはこれからのひと。
けれども、その作品のバリエーションは豊かで、
透明なガラスの流動的な質感を生かした様々な器などがやってくる予定です。
高部さんのブースは、コルトン広場スペイン階段前。
一番本八幡駅側のテントで、隣は長谷川風子さんです。